用語集

攻殻機動隊を観る前に!最低限知っておきたい用語集

攻殻機動隊を観る前に!最低限知っておきたい用語集
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攻殻機動隊を観たいけど、専門用語が難しそうで不安…そんなあなたの気持ち、すごくわかります!

電脳、ゴースト、義体化…普段聞かない言葉ばかりですよね。

でも安心してください!

この記事では、攻殻機動隊を楽しむために最低限知っておきたい用語を、初心者でもわかりやすく解説します。

まずは実際に作品を観ながら、この用語集を手元に置いておくのがおすすめです!

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攻殻機動隊の用語が難しい理由

攻殻機動隊の用語が難しく感じるのには、ちゃんとした理由があるんです。

サイバーパンクSFという特殊なジャンル

現実には存在しない未来技術を表現するために、作者の士郎正宗さんが独自の造語をたくさん作っているんですね。

電脳化、義体化、ゴーストハック…これらは全て攻殻機動隊の世界観を表現するために生まれた言葉なんです。

複数のシリーズで設定が微妙に違う

原作マンガ、劇場版、S.A.C.シリーズ、ARISEシリーズ。

それぞれが独立した世界観を持っているので、同じ用語でもニュアンスが違ったりします。

哲学的なテーマが絡んでくる

「ゴーストって何?」「人間と機械の境界はどこ?」みたいな深い問いかけが作品に込められているんです。

でもね、基本的な用語さえ押さえてしまえば、あとは作品を観ながら自然に理解できるようになりますよ!

絶対に押さえておきたい基礎用語10選

それでは、攻殻機動隊を楽しむために絶対に知っておきたい基礎用語10選をご紹介します!

まずは電脳、ゴースト、義体という3大キーワードから始めましょう。

この3つが攻殻機動隊の世界を理解する上での土台になります。

電脳(でんのう)・電脳化

電脳化っていうのは、脳にマイクロマシンっていう超小型の機械を注入して、脳を直接ネットワークに接続できるようにする技術のこと。

これがあるから、攻殻機動隊の世界では人々が無線で会話したり、記憶を共有したりできるんです。

具体的には、他人と言葉を発さずに頭の中で直接やり取りする「電脳通信」ができます。

自分の記憶を外部の記憶装置に保存したり、他人の記憶を疑似体験したりもできちゃうんですよ。

ただし、便利な反面リスクもあります。脳がネットに繋がっているということは、ハッキングされる危険もあるってこと。

これが「ゴーストハック」という犯罪に繋がるんです。

電脳化は攻殻機動隊の世界を成り立たせている最も基本的な技術なので、しっかり覚えておいてくださいね。

ゴースト

ゴーストは、攻殻機動隊を語る上で最も重要な概念。

簡単に言うと、人間の魂、自我、意識のことです。機械と人間を隔てる根源的なものですね。

攻殻機動隊の世界では、電脳化や義体化が進んで、人間の脳も身体もどんどん機械に置き換わっていきます。

そうなると「自分って何?」「どこまでが人間でどこからが機械なの?」っていう疑問が湧いてくるわけです。

その答えが「ゴースト」。

ゴーストがあるから、全身を機械化しても「自分らしさ」が保たれるんです。

作中では「ゴーストの囁き」なんていう表現も出てきます。

これは直感とか本能とか、理屈じゃ説明できない感覚のこと。面白いのは、AIにゴーストが宿るかどうかっていう議論。

基本的にAIはプログラムに過ぎないからゴーストは宿らないとされているんですが、タチコマという思考戦車が例外的な存在として描かれるんですよ。

義体(ぎたい)・義体化

義体化は、身体の一部または全部を人工的な機械に置き換える技術。

義手や義足の超進化版だと思ってください。

攻殻機動隊の世界では、事故や戦争で身体を失った人だけじゃなく、より高い能力を求めて自ら義体化する人も多いんです。

義体化の範囲は人それぞれ。腕だけ、脚だけっていう部分義体もあれば、脳と脊髄以外を全て機械化した「完全義体」もあります。

主人公の草薙素子(少佐)は完全義体なんですよ。

だから、常人では考えられないような身体能力を持っているんです。

メリットは明確で、驚異的なパワー、スピード、耐久性。銃弾に耐えたり、ビルの壁を登ったり。

でもデメリットもあって、高額なコストがかかるし、身体が機械になることで精神的に苦しむ人もいます。

水に沈むっていう物理的な問題もありますね。

公安9課(攻殻機動隊)

公安9課は、主人公たちが所属する組織。

正式には内閣総理大臣直属の対テロ特殊部隊で、表向きは「国際救助隊」っていう名目になっています。

この組織の特徴は、超法規的な活動が認められていること。

犯罪の芽を事前に探し出して排除する「攻性」の組織なんです。

つまり、犯罪が起きる前に先手を打って潰しちゃう。

なぜ「攻殻機動隊」って呼ばれるのか。

思考戦車(タチコマやフチコマ)という「殻」を着て戦う「攻性」の組織だから、「攻殻機動隊」。

作品のタイトルは、実はこの組織の通称なんですよ。

メンバーは少数精鋭で、リーダーの草薙素子(少佐)、歴戦の戦士バトー、射撃の名手トグサなど、個性豊かなキャラクターが揃っています。

マイクロマシン

マイクロマシンは、100万分の1mmという分子レベルの超小型機械。

攻殻機動隊の世界を支えている根幹技術です。

これがあるから電脳化も義体化も可能になったんですね。

用途は本当に幅広くて、電脳化のために脳に注入する、義体の制御システム、医療用のワクチン、そして恐ろしいことに殺人ウイルスとしても使えちゃいます。

作中では、日本がこのマイクロマシン技術で世界をリードしているという設定。

2度の核戦争で荒廃した日本を復興させたのが、放射能を除去するマイクロマシン技術でした。これを「日本の奇跡」って呼ぶんです。

マイクロマシンは目に見えないくらい小さいけれど、攻殻機動隊の世界全体を動かしている縁の下の力持ちなんです。

タチコマ(思考戦車)

タチコマは、公安9課が運用しているAI搭載の多脚戦車。

青い蜘蛛みたいな見た目で、めちゃくちゃ可愛いんですよ!

右腕にチェーンガン、口部分にグレネードランチャーを装備した立派な兵器なんですが、その喋り方が子供っぽくて愛嬌たっぷりなんです。

タチコマは全部で9機あって、それぞれが経験したデータを毎日「並列化」して共有するんです。

つまり、どのタチコマも同じ記憶と経験を持っているはず。

なのに、なぜかバトー専用機だけ個性が生まれちゃうんですよね。

タチコマは戦闘だけじゃなくて、電脳戦でもメンバーをバックアップします。

公安9課にとって欠かせないパートナーなんです。

ちなみに、原作マンガ版では「フチコマ」、ARISEシリーズでは「ロジコマ」っていう名前。シリーズによって違うんですよ。

ゴーストハック

ゴーストハックは、攻殻機動隊の世界で最も恐れられている犯罪。

電脳への不正侵入によって、相手のゴースト…

つまり意識そのものを乗っ取っちゃうんです。想像するだけでゾッとしますよね。

具体的には、記憶の改ざん、視覚情報の操作、義体の遠隔操作など。

ハッキングされた本人は、自分が操られていることにすら気づかないこともあります。

偽の記憶を植え付けられて、実際には経験していないことを「自分の記憶だ」って信じ込まされちゃうんです。

防ぐ方法は「防壁」っていうファイアウォールを張ること。

でも、高度なハッカーには防壁を突破されちゃうこともあります。

だから電脳化社会では、常にゴーストハックの危険と隣り合わせなんですね。

熱光学迷彩(隠れ蓑)

熱光学迷彩は、使用者の姿を完全に見えなくする装備。

「隠れ蓑」っていう通称で呼ばれていますね。

背後の映像をホログラムで投影して、使用者の姿・熱・音まで全部カモフラージュしちゃうんですよ。

普通の光学迷彩だと、目には見えなくなっても熱源センサーで探知されちゃいます。

でも熱光学迷彩なら、赤外線センサーにも引っかからない。公安9課のメンバーは、潜入作戦で頻繁にこれを使います。

型番もいろいろあって、公安9課では京レ製の2902式が標準装備。

草薙素子とバトーは新型の3003式を使っていたり。作中では、草薙素子が全裸で熱光学迷彩を使うシーンがよく出てきます。

これ、服を着ていると服の形が浮き出ちゃうからなんです。

熱光学迷彩があるから、公安9課は敵に気づかれずに潜入できるんですね。

新浜(ニューポートシティ)

新浜は、神戸の沖合に建設された海上都市。

攻殻機動隊の世界における日本の重要拠点です。公安9課の本部もここにあるんですよ。

なぜ海上都市なのか。

それは1999年に東京が核攻撃を受けて壊滅したからなんです。

第4次非核大戦の引き金となったこの核攻撃で、新宿は水没し、東京は人が住めない状態になっちゃいました。

そこで一時的に新浜に首都機能が移されたんですね。

現在は福岡に遷都していますが、新浜には今でも政府の重要機関が点在しています。

未来的な高層ビルが立ち並ぶ、いかにもサイバーパンクって感じの都市景観が魅力的ですよ。

新浜の風景は、攻殻機動隊の世界観を象徴する場所の一つなんです。

攻性防壁・防壁

防壁は、電脳へのハッキングを防ぐファイアウォールのこと。

現代のコンピューターセキュリティと基本的には同じ考え方ですね。

でも攻殻機動隊の世界の防壁は、もっと攻撃的なんです。

特に「攻性防壁」がすごい。不正アクセスしてきた相手の電脳を逆探知して、反撃で焼き切っちゃうんですよ。

ハッカーにとっては命がけです。攻性防壁に引っかかったら、最悪の場合、脳が焼けて死んじゃいます。

他にも「身代わり防壁」は自分の電脳の代わりにハッキングさせるデバイス。

「防壁迷路」は電脳内に迷路を仕掛けて侵入者を迷わせる仕組み。

どれも一長一短で、状況に応じて使い分けるんです。

草薙素子のような天才ハッカーは、これらの防壁を巧みに操ります。

基礎用語10選をマスターしたあなたは、もう攻殻機動隊を楽しむ準備ができています!

さっそく作品を観てみましょう。

用語の意味がわかると、ストーリーの理解度が段違いに上がりますよ。

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用語の関係性を整理!重要用語の分類表

ここまで紹介した用語を系統別に分類すると、攻殻機動隊の世界構造が見えてきます。

分類 代表的な用語
基礎技術系 電脳・電脳化、義体・義体化、マイクロマシン
装備・兵器系 熱光学迷彩(隠れ蓑)、タチコマ(思考戦車)、攻性防壁
哲学・概念系 ゴースト、ゴーストハック、並列化
組織・場所系 公安9課(攻殻機動隊)、新浜(ニューポートシティ)

この表を見ると、攻殻機動隊が技術、哲学、社会の各側面から多層的に世界を構築していることがわかりますね。

特に基礎技術系の用語は必須。これを押さえないと何も始まりません。

シリーズ別の用語の違いと注意点

攻殻機動隊には複数のシリーズがあって、それぞれ世界観が微妙に違います。

同じ用語でもニュアンスが変わることがあるので、注意が必要です。

原作マンガ版は士郎正宗さんによる全ての原点。

思考戦車は「フチコマ」という名前で、技術的な設定が非常に細かいです。

劇場版(押井守監督)は1995年の作品で、哲学的なテーマ性が際立っています。

「人形使い」が登場し、ゴーストの概念を深く掘り下げます。

S.A.C.シリーズ(神山健治監督)は最も親しみやすい攻殻機動隊。

思考戦車は「タチコマ」に名前が変わり、笑い男事件や個別の11人事件など社会派サスペンスとして展開します。

ARISEシリーズは公安9課設立前の物語で、思考戦車は「ロジコマ」。若き日の草薙素子が主人公です。

シリーズによって用語の使われ方が違うので、混乱したらこの記事に戻ってきてくださいね。

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